| 1型糖尿病 |
2型糖尿病 |
| すい臓のβ細胞が破壊されて起き、通常はインスリンが絶対的に欠乏しています。典型的な発症は急激で、生命の維持のためにインスリン注射を必要とすることから、これまでは「インスリン依存型糖尿病(IDDM)」と呼ばれていました。遺伝との関係は比較的薄く、自己免疫が関係していると考えられます。一般的には若い人に295多く発症しますが、高齢者でも起こることがあります。 |
インスリン分泌低下を主とするものと、インスリン抵抗性を主としてインスリンの相対的な不足を伴うものがあります。発症は緩やかで、遺伝との関係が濃厚です。肥満、過食、運動不足やストレスなどが引き金となって発症することが多いことが知られています。基300本的にはインスリン注射を必要としないことから、これまで「インスリン非依存型糖尿病(NIDDM)」と呼ばれていました。わが国の糖尿病の大多数はこのタイプです。一般的には成人に多く見られますが、最近では若い人たちでも増えています。
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| 境界型(糖尿病) |
75gブドウ糖負荷試験 |
| 75gブドウ糖負荷試験における血糖値が、糖尿病型にも正常型にも属さないものを言います。軽い糖尿病や、糖尿病になりたての人が含まれていることがあるので、経過観察を必要とします。 |
これは、ブドウ糖を飲んだ後、経時的に2時間までの血糖値を調べる検査です。一般的には、糖尿病かどうかが疑わしい、空腹時血糖110〜200mg/dl位の場合に、診断を確定するために実施します。
正常値は空腹時110mg/dl未満、かつ負荷2時間値で140mg/dl未満です。糖尿病では、空腹時126mg/dl、負荷2時間値で200mg/dl以上あるいは随時血糖値200mg/dl以上となります。どちらにも入らない場合を境界型といい、糖尿病の前段階といわれています。
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| ヘモグロビンA1c |
尿糖 |
| 過去1〜2ヶ月間の日々の血糖変動を、ただ一度の採血で、ほぼ評価することが出来る検査です。この検査は、空腹時血糖や食後の高血糖の状態も反映しますから、血管合併症の発症・進展を防ぐ指標の検査として適しています。正常値は4.5%から5.8%ですが、7%以下にすることが、合併症の予防のためには大切です。 |
「尿糖が出ていますよ」と言われたことがありますか?尿糖は、通常でない様に腎臓が働いています。血液中のブドウ糖(血糖)は、腎臓を通過する時、いったん濾過され、尿中に入り、その後、再び腎臓で吸収され、結局尿の中には出てきません。ところが、血糖値が170〜180mg/dlを超えると、腎臓の再吸収が追いつかず、尿糖が出てきます。ただし、低い血糖値の時でも、尿糖が出る場合があり、これを腎性糖尿といいます。糖尿病と見分けるためには、75gブドウ糖負荷試験が必要です。
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| 血糖値 |
高血糖 |
血液100ml中にブドウ糖が何mg含まれているか、その濃度を表しています。空腹時では肝臓から血液中にブドウ糖が放出され、血糖値はほぼ60から110mg/dlの間に保たれます。食後上昇した血糖は、インスリンの働きにより主に筋肉や肝臓に取り込まれ、血糖値は160mg/dl以下に保たれます。糖尿病ではこの取り込みがうまくできず、血糖値が上昇します。
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正常の血糖値より高くなった状態を高血糖と呼びますが、その数値をいくつにするかは一概には言えません。糖尿病の診断基準をもとに考えるなら、空腹時で126mg/dl、食後で200mg/dlを超えた時は高血糖であると言ってよいでしょう。あるいは、自覚症状が認められるくらいの血糖値になった時に、高血糖と言う場合もあります。
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| 低血糖 |
インスリン |
| 血糖値の正常変動の範囲を超えて低い方に変化することを低血糖をいい、その結果、身体症状をきたした場合を低血糖症と呼びます。その数値については、60mg/dl以下が目安となります。インスリン注射をしている人や、経口血糖降下剤を飲んでいる人に起こることがあるので、十分な注意が必要です。 |
1921年に、カナダのトロント大学でバンティングとベストにより、犬のすい臓を摘出した実験から発見されました。インスリンは、すい臓から血糖値に応じて分泌され、体内で唯一の血糖を下げるホルモンです。すなわち、血糖を脂肪に変換し脂肪組織に蓄えたり、肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えたり、逆にブドウ糖を活動エネルギーに変えたりします。
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| 血中インスリン値 |
すい臓 |
| 血液中のインスリンの濃度(μU/ml)のことです。空腹時は低い濃度ですが、食後は主に血中のブドウ糖の上昇に応じて、すい臓からインスリンが分泌され、血中インスリン値は上昇します。その後、インスリンは肝臓や筋肉などの末梢組織で、ブドウ糖処理のため使われて低下します。このように、血中インスリン値は、血糖値の変動とよく似た動きをします。 |
おへそのやや上、胃と腰椎の間に位置し、長さは約15cmで、数の子によく似た形をしています。すい臓は消化液(すい液)を作り、十二指腸に分泌し消化を助けます。さらに、すい臓にはすい島(ランゲルハンス島)と言われる組織があり、その中に血糖を上げる働きを持つグルカゴンを分泌するA(α)細胞や、インスリンを分泌するB(β)細胞があります。
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| ランゲルハンス島 |
β(B・ベータ)細胞 |
| ランゲルハンス島(すい島とも言われる)は、大半がすい臓の右半分に、あたかも地図の島のように点々と存在している組織です。ランゲルハンス島はすい臓全体で約100万個前後、直径約50〜200μmの丸い組織です。食物を消化して利用することを助けるホルモンをつくり分泌します。グルカゴンを分泌するα(A)細胞、インスリンを分泌するβ(B)細胞、ソマトスタチンを分泌するδ(D)細胞、PP、DIペプチドを産出するPP細胞とDI細胞など五つのタイプの細胞があります。 |
ランゲルハンス島内にあり、インスリンを生成し分泌する細胞です。β細胞が障害されると、インスリンが不足し糖尿病が発症・進展します。2型糖尿病では、血糖コントロール不良によりβ細胞の機能は低下しやすく、強化インスリン療法などにより血糖コントロールを良好にすると、機能がかなり復活する可能性があります。 |